斉藤由貴ライブ

 大変ご無沙汰しております。ホント、3日坊主でダメだなあ。
 さて、今日いきなり日記を復活させたのには理由があります。実は本日、PARCO劇場での斉藤由貴ライブに行ってきたのであります。そのご報告といいますか。
 ご本人がおっしゃるには、パソコンは苦手で「2ちゃんねるっていうのがあるんですって?」というレベルだそうなんですが(笑)、今回13年ぶりだかにライブをするというのでスタッフだかマネージャーさんだかがいろいろネットで検索して評判を調べたりしたそうなんですよ。ということは、私のこの感想もどこかでお目に止まるかもしれない!という目論見でこうしてのこのこ表に出てきたわけであります。

 もうね、始まるや、涙、涙。最初から最後まで、涙がぽろぽろこぼれっぱなしでした。だから年のせいで、最近すっかり涙腺弱いんだって!だってだって、また彼女の歌声がこうしてじっくりと聴けるなんて!まさに夢のよう。懐かしいやらなにやらで、胸が詰まってどうしようもなかった。ちなみに私と彼女は同い年、学年は私が1つ上ですが。

 だってアナタ、「MAY」に「悲しみよこんにちは」に「ブルーサブマリン」に「街角のスナップ」に「AXIA〜かなしいことり」ですよ!?なになに、今日って私のために作ってくれたプログラムですか?っていうくらい、好きな曲ばっかり。彼女の曲は、今聴いてもまったく古びてない名曲ぞろいだからなあ。私も今でもしょっちゅう家事の合間に口ずさむし。もう本当に、このまま何時間でもずっとずっとずううううっと聴いていたかった。もっと、もっと歌ってください、由貴ちゃん!まだまだあの曲もこの曲も聴きたいんです。

 「卒業」を歌ってくれたときは、バックに当時の映像が流れて、由貴ちゃん自身も思わずうるうるしていましたよ。でも彼女は今のほうがずっときれい。いい年の取り方をしてると思った。歌もずっとうまくなっているし。声に表現力がついたというか。

 アンコールの「家族の食卓」がまた涙。「この20年、皆さんも私もいろんなことがあったと思います」といわれて、じいいいん。家族ができて、子供ができて、というその気持ち、よくわかる。私もまったく同じだから。舞台が終わったとき、おそらく真っ赤な目をしててすごく恥ずかしかった。ホントにいいライブでした。どうかまた新しいアルバムも作ってください、ぜひぜひ。今日は本当にありがとうございました。感動しました。